おうち英語教材で爆発的に伸びる子の特徴は、その教材に”ドはまり”することです。
2歳ぐらいになると、恐竜や電車にドはまりする子っていますよね。
他のことには目もくれず延々とそのことに没頭します。
その現象がこの教材に起きる…つまり、1日中英語教材DVDを飽きることなく喜んで見ることができる場合、その子は驚異的なスピードで英語を習得していきます。
しかし、これはごく稀です。
いろんなことに興味を持つことは当たり前で、悪いことでもありません。
教材よりアンパンマンを見たいといってもなんの不思議もありません。
しかし、英語を習得するためには、やはり長時間英語に親しみ、まずは多くのインプットをすることが大切になります。
英語習得にかかる時間は…2000時間⁉
諸説ありますが、英語習得までにかかる時間は、2000時間や3000時間と言われています。
周囲が英語話者であり、毎日その話し声を聞いてインプットしていたのであれば、2000~3000時間に達するのはだいたい2歳ぐらいになります。
3時間/日 × 365日 × 2年 = 2190時間
5時間/日 × 365日 × 2年 = 3650時間
2歳ぐらいというと、ちょうどお喋りが可愛いお年頃ですよね♡
母国語を習得できるのは、その言語を朝から晩まで聞いていて、自然と膨大なインプットができているからです。
では、日本にいて英語を話せるようになるためにはどうすればいいのか…
日本語と同じように、毎日膨大なインプットができるような環境を作り出さなければいけません。
そして、その最もお手軽でお手頃なやり方は、テレビです。
テレビって、だいたいの家庭は毎日見ますよね?
朝1時間、昼1時間、夜1時間、1日合計3時間だったとして…
これを全て英語音声で見るとすれば、2歳までに2000時間に到達します。
もし子どもが英語教材にドはまりしてくれれば、この3時間の英語テレビ時間は難なく過ごせるでしょう。
しかし、そうでない場合…また、大きな声では言えませんが、こういう教材って、実は…
親が先に飽きちゃうんです💦(笑)
一緒に見ることも、DVDを交換する作業もちょっとめんどくさくなったりしちゃうんです💦
親が一緒に英語を楽しむことが英語習得の近道のはずなのに、これでは逆効果です。
それではどうするのか…
教材以外で英語音声のテレビをつけましょう!
無料ですぐに使えるものから有料の動画配信サービスもあります。
動画配信サービスの比較
無料であれば、テレビの二重音声やYouTubeがあります。
有料でもよければ、Disney+やNetflixが最強です。
NHKや地上波放送の二重音声であれば、リモコンのボタン1つで操作可能で簡単です。
ディズニー映画やトーマスなど、英語音声と日本語字幕で楽しめます。
ただ、英語字幕にすることができないため、リスニング力がつくまでは、何と言っているのか分からない…答え合わせもできない…という状況になります。
YouTubeは、アニメーションに限らず、英語で工作をする画像など、コンテンツが豊富です。
一方、次々と違う動画に移動できてしまうため、気が付けばガッツリ日本語の映像を見ていた…なんてことも考えられます。
Disney+は、ストーリーに関してはDisneyという安心感があり、発音がきれいで、汚い言葉も出てこないので、きれいな英語を身に着けることができます。
しかし、アニメの場合、ものによっては日本語字幕をつけられないため、子どもに英語音声を聞かせながら親は日本語字幕でストーリーを理解する…ということができない場合があります。
ソフィアやミラキュラスがそうでした。
Netflixは子ども向けアニメーションの豊富さで言うとディズニーには敵いませんが、親も一緒に英語習得をしていくのであれば、これに勝るものはありません。
(その理由については、また別の記事でお伝えします。)
自然な英語に触れさせる
英語を話せるようになるために、まず最初に大切なことが膨大なインプットです。
そのために、テレビの時間はすべて英語時間にしてみましょう。
昔とは違って、今では活用できるサービスが豊富で、英語環境作りも容易になってきています。
英語教材も良いですが、後々のことを考えるとそれだけでは不十分です。
教材には載っていないけど日常的によく使う表現が山ほどあります。
これらすべてをインプットできるのが映画やアニメです。
いろいろな方法を試しながら、自分と子どもに合った方法を見つけていってほしいです♪