我が家が最初に取り入れたおうち英語は、いわゆる子ども用英語教材でした。

どこの教材もそうですが、

『おうちでDVDを見ているだけで、子どもの口から英語があふれ出す!』

という類のキャッチフレーズがあり、その夢のような言葉に心惹かれて購入します。

その言葉が間違い…とまでは言いませんが、英語ペラペラ…つまり、日本語を話すように英語を使いこなせるようになるには、親の努力が必要不可欠です。

これまで様々な子ども達を見てきましたが、ただ単に購入したおうち英語教材を見ていただけでペラペラになった子はいません。

稀に、その英語教材自体にドはまりする子がいて、そういう子はもちろんペラペラへのロケットスタートをきることができます。

しかし、成長に伴い様々な誘惑があり、幼稚園に行けば周りの子の影響を受けはじめ、自分が英語より日本語の方が深く理解できることを自覚したり…と、おうち英語を継続する上で様々な壁にぶち当たります。

そこでどうするのか!

まず大前提として大事なことは、無理強いしないことです。

無理に押し付けた時点で英語嫌いへの扉が開いてしまうので、嫌がっているのに時間を決めて取り組ませる…などは絶対にいけません。

よく悩めるママから

『最近このDVD見てくれなくて…こっちもしんどくなっちゃって…どうやったら英語を取り組ませることができますか?』という質問を受けます。

私も同じ悩みを持ったことがあるので、その気持ちが痛いほどよく分かる!!

そして、私が至った結論をお話しします。それは、

『子どもにいかに英語を取り組ませるか』ではなく、『子どもの”好き”なことに、いかに英語を絡ませていけるか』が勝負です!!

言い換えると、子どもを英語環境に引っ張ってくるのではなく、子どもが夢中になっている環境に英語を混ぜ込んでいくのです。

例えば、電車が好きな子であれば、トーマスを英語音声で見せます。

ディズニーが好きな子であれば、それも英語音声で。

本が好きな子であれば、興味を持ちそうなジャンルの英語のオーディオブックを。

お絵描きが好きな子であれば、海外のお絵描きYouTubeを見せても良いと思います。

選択肢は無限大

私達が子どもの時とは違って、今では様々なツールが存在します。

だから英語を取り入れることは以前より容易になっているはずです。

子どもが好きなことを英語環境にすり替えることで、おうち英語は格段に継続しやすくなります。

そして、このすり替え作業は、可能であれば【英語イヤイヤ期】になる前にやってしまう方が良いです。

イヤイヤ期が来る子もいれば、来ない子もいて、その対策も子どものキャラクターによって様々ですが・・・それについてはまた後日お話しさせていただきます。

とにかく!

おうち英語を継続させるコツは、子どもの好きなことを英語環境にすり替えること、そして、子どもにやらされている感を与えないために、『ママも一緒に英語を勉強』すれば、おうち英語継続をさらに後押しすることができます。

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Yurimako

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