私はもともと海外志向が強かったわけではありません。
日本にいることが当たり前すぎて、海外への憧れも特にありませんでした。
そんな私がどうして留学したいと思うようになったのか…
それは、英語を学んでいるうちに、海外の日本とは違う考え方に心揺さぶられることが多かったからです。
夢を語っていいのは…子どもだけ?
私は高校時代、いわゆる進学校に通っていました。
成績でクラス分けされ、テストや模試に追われ、偏差値の高い大学に合格することを目標に、ただがむしゃらに勉強する日々でした。
…と言っても…
正確には、部活に明け暮れ、勉強は二の次、宿題に追われ、補習に追われ、アップアップの毎日でした💦(笑)
そんな生活の中で、特にこれといった夢がなかった私は、自分の偏差値と行けそうな大学、なれそうな職業を逆算し、その中から将来どのような仕事に就きたいかを考えていました。
そして、大学受験で人生が決まる!と本気で思っていました。
そんな大学卒業を目前に控えたある日のこと、高校1年生にある質問をされました。
それは…
『夢はなんですか?』
私の頭の中では『いやいやいや、夢とかじゃなくてもう決まってるし。』と思うと同時に、
高校生たちが夢を語る姿がまぶしくて、羨ましくて…
ただ現実を生きて夢を持っていない自分が恥ずかしく思えました。
大人になって夢を持たなくなるのって寂しいな…
そう思いながらも、特に日常を変えることもできず、進学した大学で資格を取り、就職をし、結婚・出産をしました。
英語との出会い、そして…
長女が2歳の時におうち英語を取り入れた時には、これが私の人生を大きく変えていくとは思いもしませんでした。
英語学習と出会い、英語の先生になってほしいと言われたとき、それは私の新しい夢になりました。
子育てに追われながらも、隙間時間を縫って英語の勉強をすることは楽しく、目標に向かって努力している自分のことを前よりも好きになれました。
頑張る姿をこれからも娘達に見せ続けたいと思いました。
Age is just a number!
これは海外ではよく聞くフレーズで、『年齢なんてただの数字だよ!』という意味です。
年齢に関係なく挑戦することを良しとする考え方であり、私の背中を後押ししてくれる言葉でもありました。
英語学習をしていると、海外の考え方に触れる機会も多く、ハッとさせられることがたくさんありました。
さらに、子育てについても考え方が大きく異なることを知りました。
日本は横並び主義であり、不得意をなくそうとします。
海外は個人を尊重し、得意を伸ばそうとします。
私は日本で生まれ育ったので、日本の教育は素晴らしいと思っています。
でも純粋に、海外の考え方っておもしろい!って思ったんです!
この世界をもっと知りたい!
子ども達にも知ってほしい!
広い世界でのびのび育ってほしい!
英語学習を通して、そんな思いが強くなっていきました。
英語ペラペラがゴールじゃない
留学のことを周りの人に話すと、
『帰ってきたらペラペラだね!』と言われることが多いです。
(ペラペラになりたくて行くんじゃないよ、
行くまでになるべくペラペラになりたいんだよ、
じゃないと、その世界を深く知ることなんてできないでしょ…)
そう思いながら、自分も子ども達もまだその域に達していなくて焦る日々です💦(笑)
でも、これまで積み上げてきたように、今度は留学という目標に向かって、一歩ずつ進んでいきたいと思います!
今日はちょっと熱く語ってしまいお恥ずかしいですが、ここまでお付き合いいただきありがとうございました♡