スピーキングを上達させる近道シリーズ第3弾!
第1弾では、子ども用英語学習教材を一緒に見ながら、そこに出てくる簡単な文章を、単語を入れ替えて話すトレーニングをすること、
第2弾では、子どもと英語で遊びながら、言いたいことをひとつひとつ確実に習得していくこと、
それらがスピーキングを上達させるために効果的であり、近道になることをお話ししました。
今回もその続きです!
子どもと英語で遊ぶことの利点③
それは・・・
子どもこそ、言語習得の達人だからです!
・・・はて?それで?・・・
という声が聞こえてきそうです💦
詳しく説明します!
子どもには、生まれながらにして言語を習得する力が備わっています。
母国語だろうが、第2言語だろうが、言語発達は同じ過程を進みます。
まずはインプット期、周りの会話を聞くだけの時期です。
その後徐々に簡単な単語やよく聞くフレーズを言えるようになり、
時間をかけて文章が話せるようになります。
そしてその過程で子ども達が確実に行うことが、真似と繰り返しです!
子どものオウム返しと、同じ言葉を何度も何度も繰り返し言うことにウンザリした経験のある親御さんも少なくないはずです(笑)
しかし、これこそが子どもが言語習得の達人である所以です!
真似と繰り返し最強説
人間の脳は繰り返し入ってくる情報を重要だと判断し、記憶を定着させていくそうです。
したがって、繰り返し何度も同じ言葉を言うことでそれが定着していきます。
また、頭だけではなく、口が覚えていくような印象があります。
子どもと遊んでいると、子どもは自分が覚えた単語を連発します。
親がその単語をオウム返しするだけ、もしくは日本語で返事をしているだけでは意味がありません。
子ども用英語学習教材のお手本が話すような、きちんとした文章をそのまま真似し、繰り返し、自分の力だけでスムーズに話せるようになるまで練習します!
例えばこんな感じです!
子『Blue! Blue! 』
親『Yes, it’s blue. Then what color is it? Is it red, yellow, or green? 』
子『Red! 』
親『Yes! Good job! It’s red. Can you say that? It’s red.』
子『It’s red! 』
このやり取りを何度も繰り返し行うことで、親も子どもも単語レベルから脱却し、文章を話せるようになっていくのです!
幸か不幸か、子どもは繰り返しが大好きです!
何度も何度も同じことをしたがります。
それに仕方なく付き合うのか、自分自身のトレーニングになっていると捉えるかで大違いです!
第1弾でもお話ししたように、
簡単な文章を話すトレーニングは、夜な夜なひとりでやっても続かないことです。
なぜなら人は、簡単だと感じることを繰り返し行うことには苦痛を伴うからです。
まずは自分がスピーキングができないという自覚を持ち、子どもと遊ぶ時間には簡単なスピーキング練習を徹底的に行う!と心に決める事から始めてみませんか?
目の前に言語習得の達人がいるんです!
達人の本来持ってる言語習得能力が勝つか、親の知識と努力が勝つか、どちらがより早く英語を習得できるのか楽しみでワクワクしませんか?
子どもと遊ぶ時間がもっともっと貴重な時間に変わっていくはずです!