前回、英語イヤイヤ期が始まる原因は、
英語より日本語の方が理解できることを本人が自覚するためであるとお話ししました。
この場合、多くは保育園や幼稚園に通い始め、親以外の人と日本語で会話する環境に身を置くことがきっかけになります。
しかしもう1つ、それとは違う原因で英語への拒絶反応を示すことがあります。
これは2歳前ぐらいの早い段階に現れることもあり、いつ起きてもおかしくありません。
どうしてそんな小さいときから英語をイヤだと感じてしまうのでしょうか・・・
ママの表情に敏感な子ども達
私が関わってきたママ達は、子どもの教育にとても熱心でした。
熱心であるがゆえに、英語に一生懸命に取り組み、どうしてもお勉強要素が強くなってしまうことがありました。
そうなるとどうなるか…
ママの表情が険しくなるのです。
イチゴを見てもトマトをみても『apple!』と答える子どもに、つい『これはappleで、これはstrawberryで、これはtomatoだよ!』と真顔で教えてしまうのです。
そうなると子ども達は【英語=ママが楽しくなさそう】という感情を覚えてしまい、英語と日本語の区別もままならないのに、英語のことが嫌いになってしまうのです。
大好きこそが最強
子ども達はママのことが大好きです!(もちろんパパのことも!)
ママが笑ってくれていると嬉しいし、その時間が大好きです!
子どもが伸びる近道は大好きになること、
そしてその近道は大好きなママがニコニコ笑顔でいることです!
だから、英語を教えようとするのではなく、ニコニコ笑顔で一緒に遊ぶことが大切です。
このことを知っているだけで、英語イヤイヤ期になる可能性をひとつ潰すことができます。