前回の投稿では、子ども用英語学習教材を一緒に見ながら、そこに出てくる簡単な文章を、単語を入れ替えて話すトレーニングをすることが効果的であることをお話しました。
今回はその続きです。
子どもと英語で遊ぶことの利点②
それは・・・
子どもと遊んでいると話したいことが山ほど出てくるからです!
おそらくこのページを見て下さっている方は、おうち英語に関心がある親御さんが多いと思います。
そして子どもの教育自体に関心が高く、一緒に遊びながら子どもの知的好奇心を刺激する働きかけを積極的に行われていると思います。
子どもと遊びながら
『これは何色かな?』『これは何の動物かな?』『ネコちゃんはなんて鳴くのかな?』など…
その働きかけを英語でしていくこと、そしてその英語レベルを親が徐々に上げていくことで、子どもの英語力は驚くほど上達していきます。
よく見る“もったいない”働きかけ
英語の先生をしていると、ママたちのもったいない働きかけをよく見ます。
『これはBlue?それともRed?』
英語を積極的に取り入れようとされていますが、すごくもったいないです。
おそらくこのママは、この程度の簡単な英文であれば、話すことは可能だと思います。
でも、英語に対する自信のなさや、英語を話すことに対する羞恥心が邪魔をして、このような表現になってしまっているのだと思います。
でもこの行為は、子どものバイリンガルへの道を手助けするどころか、遠ざけてしまっているんです。
だってそれが子どもにとってお手本になってしまうから。
意欲があるだけに本当にもったいないです・・・
早期英語教育反対論
日本では、いまだに早期英語教育を良くないという考え方が残っています。
母国語と混同して言語発達に支障をきたす…など。
しかし、これは日本語と英語をごちゃまぜにして間違った方法で教えているからだと思います。
学校の先生ですら、そうですもんね・・・
英語と日本語をごちゃまぜにして教えないこと、英語で遊ぶときは、自分が話せる範囲の英語で語り掛けること、これがとても重要になってきます。
そしてこの自分で話せる英語を増やしていったらいいのです!
必要に迫られてこそ人間の脳は頑張ります!
『子どもにこれを英語で伝えたい!』
その思いこそが原動力になって英語習得の近道を歩めるようになるのです。
少々熱くなってしまいましたが…💦
今回お伝えしたいことは、
子どもと英語で遊びながら、言いたいことがたくさん出てきて、それをひとつひとつ確実に習得していくことが、スピーキングを上達させる近道になる!ということです。