つい言ってしまいがちな《英語力ゼロ》。
でもこれってたぶん、日本の中学校に通っていたのであれば、あり得ないんですよね。
例えば、もしアラビア語で話しかけられたとしても、筆談されたとしても、ちんぷんかんぷんですよね。
これが本当のゼロの状態。アラビア語力ゼロです。
でも、英語の場合、聞き取れなかったとしても、筆談されたら…つまり、リーディングならある程度理解できる人が大多数だと思います。
なんなら挨拶や簡単な自己紹介(名前や年齢)ならみんなできちゃうと思います。
だから私達日本人は基本的に英語力ゼロではないんです。
…と言っておきながら、私は声を大にして言いたい。
私は英語力ゼロでした!!!(笑)
だってなんにも話せなかったので!
大学受験の時にセンター試験レベルの英語は勉強しました。なので、受験英語用のリーディングとリスニングの力はある程度あったと思います。
でもスピーキングに関しては、
『Hello! 』『Thank you! 』『You’re welcome. 』『My name is…』
この程度の決まり文句しか言えませんでした。
子どもに語り掛けるような簡単な言葉でさえ、英語で話すことは不可能でした。
だから私は英語力ゼロだった…というより、
英語のスピーキング力がほぼゼロ
だったんだと思います。
よく英語の4技能(リスニング、スピーキング、リーディング、ライティング)と言われますが、日本人に圧倒的に足りていないスピーキング力。
私もまさにその通りで、スピーキングの壁にぶち当たり苦しむところからスタートしました。
次回はそんな私と英語との出会いについて書いていきたいと思います。