英語を習得しようと決意した時、長女はまだ2歳か3歳、
次女が生まれたのもちょうど同じ頃で、
ワンオペで子育てをしていた私にとっては、
人生で最も睡眠時間がなく、最も多忙で、
少し記憶が抜け落ちている部分さえある時期です。
その後三女も生まれ、
”かまってちゃん” × 3人が常に喋りかけてくる日常だったので、
子ども達が起きている時間帯に自由なひとり時間などあるわけもなく…
ずっと多忙な時期が続きました。
しかし、自分で言うのもなんですが、
私はその時期に独学で英語をメキメキ上達させることができました。
今思うと、それはマインドセットに成功していたからだと思います。
私の時間捻出方
幼い三姉妹と過ごす日常の中、ひとりで勉強する時間なんてとれません。
長女は早い時期からお昼寝をしませんでした。
その上、夜中何度も覚醒し、
『勉強しよう!』とベッドから抜け出した私を呼び戻しました。
つまり、日中だけでなく夜中でさえ、まとまった時間をとることができませんでした。
私は常に『時間がない!』という危機感を抱いていたので、
頭の中でずっと
『これって英語では何て言うんだろう?』
『こういう時には英語で何て言うんだろう?』
と考えていました。
数か月前50日間スペイン語を勉強していた時も同様に、
ずっと頭の中でスペイン語を探していました。
きっとこれが第2言語を習得する際に
最も大切なマインドセットのひとつなのだと思います。
時間があるときに勉強しているだけでは、たいして上達しません。
人は忘れる生き物であるということを忘れてはいけません。
忘却スピードを上回る勢いでどんどん習得していかなければ、
いつまで経っても成長できないのです。
だからこそ、常に日常的に自分が使っている言葉を
習得したい言語に置き換え、その言語で思考していくことが
効果的かつ最速の習得方法なのだと思います。